小学6年生、小学3年生、幼稚園年中を子育て中の3姉妹の母です。子育ての関門のひとつといえば、思い出すのはトイレトレーニング。略称、トイトレ。現在、お子さんと頑張っている方も、そろそろやらなくてはいけないと焦っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
いったいいつになったらトイトレが終わるんだろう?きっと誰しもが頭をよぎることだと思います。
さて、我が家の場合ですが3姉妹のトイレスタート時期、完了時期を下記にご紹介しますね。
長女
トイトレスタート時期2歳3か月~完了時期2歳7か月
次女
トイトレスタート時期3歳1か月~完了時期3歳7か月
三女
トイトレスタート時期2歳1か月~完了時期2歳7か月
長女は1歳半の時におまるで成功していましたので、こつはわかっていたと思います。本格的にスタートした時は夫が主夫でしたので、トイトレは夫に任せていました。三女もどちらかというと、姉妹のトイレについていき、自然とこつはわかっていたようです。問題なのは次女で、なかなかこつがつかめず、かなり苦戦しました。
トイトレがうまくいくかどうかで、親の教え方が悪いのではないだろうか?子供の要領が悪いのではないだろうか?と不安になりがちですが、優劣は関係ないと断言します。
次女はトイトレは不得意でしたが、他の点では姉妹よりも得意なこともありますし、個性のひとつだと考えています。
トイトレのやり方などは、ネットでも充分、情報がありますので、今回は我が家で効果的だった方法について重点を絞りご説明します。
トイトレの鉄則1 親がトイトレをスタートするという覚悟を決める
子供によっては少数派でしょうが、オムツを嫌がる子もいます。そのため、本人の意思でパンツを望みトイトレがスムーズにいく場合があります。
でも、そういうケースは残念ながら滅多にないでしょうね。
「時期がきたらできるわ」「大人になればだれにでもできる」という声を聞くこともあります。確かに、トイトレの心得として、あまり気負わずにいたほうがいいです。しかし、子供本人に任せていて自然にできるものではないと私は思っています。
私がそう思う根拠ですが、自らが入院した時に、尿道カーテルをしていました。外した後にトイレでの排尿の仕方がわからず、パニックになった経験があるからです。どこに力をいれていいのか感覚がつかめず、苦しみました。
その経験より、通常、オムツに出していたものを便座にすわって出すということは、力の入れ具合もやり方も初めての経験で難しいのだろうと思うようになりました。
我が家の長女と次女も3女に教えるときはお股の上の腹部を軽く指でおして、ここに力を入れると教えてましたよ。
経験がないことは教えてもらわないとできないことを理解してあげて、トイトレを一緒に始めるという覚悟を親もしたほうがいいのではないでしょうか?
トイトレ鉄則2 トイレの声掛けはむーにーちゃんと共有する
はじめて、おしっこを練習するときは1時間半から2時間の間に声掛けをして、トイレにつれていくといいと思います。とはいえ、1日のうちの2時間ごとに連れていくとしても1日7回となれば大変な作業になります。しかも機械的に連れていくだけでいいのならまだしも、行きたくないという子供の気持ちに振り回され、たびたびの作業が困難な時もあります。
もし、1日7回の作業を同じルールで、母→父→祖父→祖母→兄弟→というように1日1回か2回の作業であれば、たいして苦も無くできると思います。それが7回も親1人で取り組まないといけないとうのが問題なのです。
といっても、核家族化している現在、ワンオペ育児のご家庭が多数あると思います。なかなか人手をかりることはできません。そこで私はムーニーちゃんに子供への声がけを手伝ってもうらことにしました。
トレパンマンを購入したときに、袋の裏にQRコードがあります。トイトレアプリをインストールしますとお知らせアラームがあるので、時間設定で音楽が流れる仕組みです。その音楽で子供が反応してトイレにいくようになりました。
すべてうまくいくとは限りませんが、一人で声掛けをすれば子供の感情に自分の感情がぶつかるときがあります。せめて1日の数回でもムーニーちゃんに助けてもらうことで、自分の負荷が軽減しました。
ちなみにトレパンマンで気持ち悪さを感じる効果は子供それぞれだと思いますが、我が家の3姉妹は残念ながら効果はなかった模様です。
トイトレ鉄則3 うーんの練習をすべし
巷にはおしっこのトイトレの情報はあふれていますが、うんちについてはさほどないように思います。
うんちははじめ、トイレに座って「うーん、うーん、うーん」と3回言えばよしとしましょう。きばらなくてもいいです。
実は私はどこでもトイレにいける派です。外勤経験も多く、外でトイレにいくことに躊躇もないので、朝必ずしていくという習慣がありません。思い立った時ですね。一方、夫は朝にきっちりしていく派です。
私はトイレにいっても出ないものは出ないと思っていましたが、自分の考えが間違っていると子供達の経験より思いました。
夫はうんちのトイトレをするときは子供をトイレに座らせて「うーん、うーん、うーん」とする練習をします。子供はでないと怒ったり、へそをまげたりしていました。私もでないのに座っても仕方ないだろうと思っていました。
しかし、違いましたね。方法を教えることはとても大事なことだと気が付いたのです。
ある日、実家に帰っているときに、長女と私の父がでかけることになりました。次女はオムツをしていたので、父が「うんちしたくなっても、じいちゃん、オムツかえられないから連れていけないんだよ、ごめんね」と次女に説明しました。
午後にはでかけるつもりでしたが、それから次女は自主的に何回もトイレにいき「うーん、うーん、うーん」と何回もすることで、うんちをトイレですることに成功したのです。
よほど父と一緒にでかけたかったのだと思いました。トイレにすわって「うーん」とすることは、でるでないということではなく、うんちをする方法を教えることなんだと気が付きました。
我が家は3人とも、夫の教えのおかげでうんちを成功しています。ほぼ、私の出る幕はなかったです。
うんちの練習は、毎日トイトレをしている近しい方でないほうがいいかもしれません。ちょっと距離がある方のほうが、子供も言うことを聞く場合があります。
もしお母さんが毎日のトイトレをしているのであれば、休みの時のお父さんが1日うんちのトイトレを担当していただいたほうが効果的かと思います。
トイトレ終了からのその後のトイレ事情
トイトレは親も子供もストレスがたまります。できれば、我が子がスムーズにいくことを願っている方も多くいらっしゃると思います。でも、人は誰でも個性があるように、トイトレの得意、不得意は個人差なのではないでしょうか。
小学生になってオムツをはいてる子はいないなんていいますが、小学生になっても漏らさない確証はないですね。漏れるという感覚をキャッチするのが早いか遅いか個人差もあると思います。
我が家も次女が漏れると思った時はもう間に合わないタイミングな時がまだあります。私も漏らされるとがっかりはしますが、感覚とタイミングを完全につかむまで、長くむきあっていこうと思っています。
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